高校入学時に学校から斡旋される電子辞書。2026年度では『AZ-SA4100edu』と『AZ-SA4910』の両方またはどちらかをオススメされるケースが多いようです。
高校の斡旋による電子辞書の費用は以下の通り。(電子辞書.com調べ)
| モデル名 | 特徴・コンテンツ数 | 価格 |
| AZ-SA4910 | カシオ Ex-word 英語・国語強化モデル 260コンテンツ | 39,000円 |
| AZ-SA4100edu | カシオ Ex-word 学校販売専用モデル 140コンテンツ | 30,000円 |
入学準備のために制服やパソコン、その他もろもろの費用がかかっており、できれば電子辞書も安くしたいところです!
SA4910(260コンテンツ)とSA4100edu(140コンテンツ)との間では、コンテンツ数差は歴然。もちろん収録されているコンテンツは多い方が安心です。
相対的に低価格である『AZ-SA4100edu』でもジーニアスやオーレックスの英和・和英、ロングマン英英辞典、明鏡国語辞典、山川一問一答など魅力的なコンテンツが多数収録されており、十分実用的で学校での勉強をサポートしてくれる存在です。(だから学校側も斡旋しています)
『AZ-SA4910』と『AZ-SA4100edu』の具体的な違い
では、その上のクラスとなる英語・国語強化モデル『AZ-SA4910』と『AZ-SA4100edu』とでは何が違うのか?以下の通りの違いがあります。(記事の最後に比較表を掲載しておきます)
『AZ-SA4910』は カシオ Ex-word 英語・国語強化モデルというだけあり、やはり充実度が大きく異なります!
▼ 細かい内容なのでさらりと太字部分を拾い読みしてください。
英語系辞書・学習書の圧倒的な量の差
最も大きな違いは、英語学習の「深さ」と「広さ」に対応するためのコンテンツ量です。
- 大辞典・英英辞典の有無:
◦ SA4910: 翻訳家や研究者も使用する『リーダーズ英和辞典』『リーダーズ・プラス』や、『オックスフォード現代英英辞典』など、高度な学習に必要な辞書を収録しています。
◦ SA4100edu: これらは収録されておらず、学習用の『ジーニアス英和辞典』や『ロングマン現代英英辞典』などに絞られています。 - 英和・和英のラインナップ数:
◦ SA4910: 『ジーニアス』に加え、『ウィズダム』『オーレックス』の英和・和英辞典も収録し、複数の辞書で定義を比較(引き比べ)できます。
◦ SA4100edu: 英和は『ジーニアス』と初級向けの『ベーシックジーニアス』のみで、ウィズダムやオーレックスは非搭載です。 - 文法書・単語帳の網羅性:
◦ SA4910: 受験定番の文法書(『総合英語 Evergreen』『Vintage』『Vision Quest』『キクタン』シリーズのEntryからSuperまで、『システム英単語』など)を網羅的に収録しています。
◦ SA4100edu: 文法書はほとんどカットされており、単語帳も『ユメタン』『英単語ターゲット』など一部に限定されています。
検定試験対策(英検®・TOEIC®・GTEC®)の違い
SA4910は多様な試験と高レベル帯に対応していますが、SA4100は学校で受ける標準的な試験対策に特化しています。
- 対応レベル:
◦ SA4910: 英検®対策において、1級・準1級を含む全レベルの単語帳(パス単)やキクタン英検®を収録しています。
◦ SA4100edu: 2級・準2級・3級の対策コンテンツ(パス単、過去問)に限定されています。 - 試験種別:
◦ SA4910: TOEIC®、TOEFL®、GTEC®、TEAPといった大学入試や就職活動で利用される検定対策本を多数収録しています。
◦ SA4100edu: 英検®以外の検定対策コンテンツはほとんど収録されていません。
国語系・教養・趣味コンテンツの削減
SA4100eduでは、学習に直接必須ではないと判断されがちなコンテンツが削ぎ落とされています。
- 国語辞典:
◦ SA4910: 『広辞苑』『新明解国語辞典』、複数の古語辞典、類語・反対語辞典など、言葉を深く知るための辞書が豊富です。
◦ SA4100edu: 『大辞泉』『明鏡国語辞典』など、標準的な辞書構成になっています(広辞苑は非搭載)。 - 文学・趣味:
◦ SA4910: 日本文学2,000作品、世界文学1,000作品、クラシック名曲1,000フレーズ、トラベル会話集など、電子辞書ならではの教養コンテンツが含まれています。
◦ SA4100edu: これらの文学作品や音楽、トラベル会話集は収録されていません。
どちらがよいか?
標準的な辞書構成の『AZ-SA4100edu』と若干価格は高いのですがカシオ Ex-word 英語・国語強化モデルである『AZ-SA4910』。どちらが良いかというと、当然上位機種となる 英語・国語強化モデル『AZ-SA4910』がおすすめです。
電子辞書は日々持ち歩くことになるデジタルツール。インターネットにつながった便利なスマホもありますが、物理的なキーボードによる操作性、コンテンツとしての信頼性、バッテリー持ち、レスポンスの良さを考えると電子辞書の優位性は確かです。
さらに英語・国語強化モデルであれば豊富なコンテンツから偶発的な「何かの化学反応」が起きる期待があります。
化学反応といえば大げさですが、新しい知識・興味と「出会う」可能性が高まります。
自分どの道に進むのか想像もつかない時期に、電子辞書のコンテンツから出会い、興味を持ち、夢中になる可能性、そして大学での学習レベルにも対応できる英語系辞書や、広辞苑などをはじめとする有用なコンテンツが将来も使えることも考えると、標準モデルとの差額も無駄ではないと考えます!
▼ ちなみに普通版の広辞苑はこちらの価格です!
チェックして考えたい。昨年モデルの存在
モデルとしては辞書をはじめとするコンテンツの充実度から英語・国語強化モデル『AZ-SA4910』の購入がおすすめですが、ここで少しでも安く、同級生とは少し違ったカラー(ピンク・ブルー)が購入できるのが旧モデルの存在です。
一部自分でダウンロードが必要となるコンテンツ(アフターコンテンツ)があったり、英検の過去問の年度1年古いという違いはありますが、ハードウェアおよびコンテンツとしてはほぼ同一なモデルが XD-SA4900(2025年モデル)です。
正直なところ、英検の過去問自体は電子辞書のような小さな画面ではなく、印刷された大判の問題集を解いていくことが多いと思います。
そのため「英検過去問が1年古いだけ」とも言える『 XD-SA4900(2025年モデル)』は 買い!だと考えます。
この AZ-SA4910とXD-SA4900とのコンテンツの違いについては別記事にて紹介しています。
学校斡旋では購入できないカラーモデルを選択して友達の辞書と取り違いの発生を防止できるのもメリットです
▼ ピンク
▼ ブルー
メルカリも要チェック!
メルカリで「XD-SA4900」で検索するのもおすすめです!
学校で購入した場合、専用ケースが付属しますが液晶画面の保護フィルムは付属しません。タッチペンでの操作もおこなうため、Amazonなどで購入しておきましょう!
この記事が、みなさまの電子辞書選びにお役に立てたとすれば幸甚です!






